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食事動作をみる重要性♪

おはようございます!脳外臨床研究会 RihaNus代表の小西です

 桜が散り始め、少し肌寒い気候が続いていますが、皆様の患者さんに少しでも繋がる投稿ができればと思っていますので、宜しくお願いします。

皆さん患者様の食事介助の時や配膳後に食事動作を評価していますか?

 病棟業務で忙しい現状がありますが、患者さんの嚥下障害改善には『食べさせる』のではなく、『どうしたら』一番スムーズに!?『どうしたら』食事を楽しんでもらえるのか!?この『どうしたら?』という思考過程がまず重要だと思います!

 自分の臨床的視点として、食事場面を評価することで、患者様の潜在性や自発性が垣間見えたり、寝たきりの患者様にとっては『食事』が唯一の自発的な行動になります。

 病棟では、自発性が低く臥床傾向の患者様も食事場面では食事を楽しんでいる姿を見たことはありませんか?

 脳の進化・発達でも食事(食欲)というのは、自分たちが生きていく上で必要な3大欲求の一つです!大脳辺縁系(本能的欲求)の機能で自発的な運動に繋がる動機づけになります。

 皆さんも食事の後に何をしますか?歯を磨いたり、トイレに行ったりと他のADL動作に繋がる事が多く、3食の食事が生活のリズムを作り病棟や自宅内での活動性向上する可能性が向上してきます。

 経鼻栄養からデイルームで経口摂取出来ることで、色々なチャンスが増えてきます。

 だからこそ、嚥下障害の呈する患者さんの食事動作を『食べさせる!』でなく、『どうしたら!?』もっとスムーズに楽しく食べれるのか!という視点で評価する事から始めてみませんか?この今日からの行動が今後の患者様の機能予後を大きく左右します!

 次回はどのように食事動作を見ていけばいいのか?というを投稿できればと思っていますので、楽しみにしていてくださいね^ - ^


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