SINCE 2017
RehaNus
リハナス
看護脳画像セミナー
昨年度はRehaNus脳画像セミナーにご参加頂きありがとうございました。
去年のテーマとしてはまずは『看護師さんが脳画像に触れること』、『看護とリハの視点を共有すること』を目標にセミナーを行ってきました。その中で感じたのが、言葉の共通理解や患者さんをみる視点の違いについて、看護師とセラピスト間でも大きな違いがあるということ、そして、そういった課題に対して、病棟場面のリアルな連携の難しさを現場の声を聞く中で痛感しました。
そのため、2018年度は単なる脳画像セミナーという形ではなく、脳画像や脳機能がわかることで、『脳卒中患者さんに対するケアの視点が変わり、キュアができる病棟の関わり』ということを大きなセミナーのテーマとして実施していきます。
是非RehaNus脳画像セミナーを宜しくお願い致します。
セミナー詳細
高次脳機能障害を看護の視点から理解する ~病棟でできる高次脳機能へのケアの応用とは~(キャンセル待ち)
May 18, 2018
脳卒中患者さんに対する病棟ケアにおいて最も難渋するのが高次脳機能障害に対する対応ではないでしょうか?
高次脳機能障害に代表される半側空間無視や失行症状など、言葉では理解している現象も、いざ患者さんを目の前にすると何故そのようなことが起こるのか、どう接していけば良いかが非常に難しい病態になってきます。
ではどうすれば、普段の病棟ケアの中で高次脳機能障害に対して関わりをもっていけば良いのか?それには、患者さんが起こす行動の根底にある脳を理解する必要があります。
脳の機能を理解することで何故そのような現象や症状がでているのかを理解でき、それに対する必要な介入のポイントが沢山見えてきます。今回のセミナーでは高次脳機能障害でも難渋する半側空間無視や失行症状について、脳の機能的なメカニズムから、それをみつける脳画像の見方、そして病棟ケアにつながげるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。
ケアからキュアができる看護師へ!!是非ご参加お待ちしております。
<セミナー内容>
・高次脳機能障害ってそもそもどういう障害?
(脳機能を駅と線路の要素で紐解いていくと、みえてくる介入のコツとは)
・左側を無視するのは見えてない障害?それとも別の障害?
・食事の際に左側をみるために必要な病棟でできる関わりとは
・なぜ道具が上手く使えないのか?失行症状ってどういった障害なのか?
・高次脳機能障害に隠された言葉の理解!失語症からみえてきた声掛けのポイントとは
・脳の回復に必要な要素は画像からみた残存機能の把握が必要